500名限定の日本酒を楽しむ試飲会イベント「STYLE J. SAKEを東京で開催

主催:NPO法人 FBO(料飲専門家団体連合会)/日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI) 
後援:日本ホテル株式会社
協力:日本ホスピタリティ・サービス産業団体協議会(JSC:ジェイシック)/株式会社酒文化研究所 他



北は青森県から南は鹿児島県まで、日本酒を造る43蔵の出展ブースで蔵元と交流しながら、日本酒と料理・酒器の組み合わせが楽しめる「STYLE J. SAKE」を、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開催しました。


FBO・SSI専務理事 日置晴之

オープニングセレモニーは、「来場者の皆さんが良いと感じる飲み方を発見する場にしたい」という思いを持つ日置晴之専務理事のあいさつから始まり、出展者を代表して「祈水」東通村商工会の坂本淳さん、特別出展の新潟県の新しいプレミアム米「新之助」をPRする新潟ライスガールズが続けて登壇しました。

FBO・SSIが酒蔵と飲み手の間をつなぐ立場から企画した、単に日本酒の飲み比べだけで終わらない試飲会イベント「STYLE J. SAKE」。来場者には、ぐいのみを乗せて出展ブースを回れる日本酒にぴったりの特性弁当のほか、ホテル特製おつまみプレート3種(生ハム、スモークサーモン、だし巻き卵)、新潟の新しいプレミアム米「新之助」おむすびも用意。


新潟ライスガールズのメンバー

さらに会場内では、これまでにない日本酒と料理の組み合わせを決める「第2回酒友グランプリ」を実地。審査員限定250名による、伝統のおつまみ「鯖の味噌煮」と革新的なおつまみ「お好み焼き」の2種類に合う日本酒選びが行われました。
酒友グランプリは、SSIが提唱する日本酒、焼酎の香味特性別(4タイプ)分類にて、審査する「グランプリ投票」とエントリーされたお酒(市販酒)をブラインドテイスティングで審査し投票する「エントリー投票」があります。楽しそうにブースを回るのとはまた違った参加者の真剣な表情が印象に残っています。

日本の酒と醤油の相性を知るための「全国の醤油60銘柄テイスティング」でも、九州なら甘口醤油など地域ごとの違いを楽しむ人が絶えなかったです。



醤油ははんぺんに垂らしてテイスティングをします。60種の醤油と日本酒の相性を体験いただきました。


出展している酒蔵ブースだけでなく、ヴェロチタ(伝統酒器)・錫光(錫酒器)・木本硝子(硝子グラス)の3メーカーの酒器展示と試飲コーナー、東洋大学生が開発した「若年層に日本酒への興味を持ってもらうための手軽なおつまみ」、女性唎酒師軍団による「熱燗にした銘柄当てクイズ」など特別出展ブースも大変好評でした。


錫工のブース

木本硝子のブース

特別出展:女唎酒師軍団ブース。ピンクの法被を羽織る軍団ブースは、会場を一気に華やかにしてくれます。

生産者に直接会って話を聞く機会はなかなかないため、どの酒蔵ブースでも蔵元と談笑する参加者の姿が。「日本酒の人気が下がっているとも言われる中で、これだけ多くの方に来てもらえるのは嬉しい」という蔵元の声もあり、「お酒も料理も美味しい。どのブースも楽しくて、たくさん話ができて良かった」という参加者の楽しそうな声も多く聞けました。


蔵元ブース:桂月醸造元「土佐酒造」

蔵元ブース:東龍醸造元「東春酒造」

この日は、日本酒唎酒師のお笑いコンビ「にほんしゅ」も登場。各ブースを順番に回って紹介しながら会場を盛り上げてくれました。

唎酒師の漫才師「にほんしゅ」のお二人

酒蔵と参加者を繋ぎ、「日本酒と料理のペアリング」「温度帯や酒器による味の変化」を実際に体験してもらえる場であることが本イベントの意義です。

嗜好は人それぞれ違う中、限られた時間で多くの選択肢を提供する一貫として、東洋大学とのコラボブースも用意。東洋大学生14名が4つのグループに別れて、従来のイメージにとらわれない学生ならではの目線から約半年間かけて開発した、日本酒に合うおつまみを参加者に振る舞いました。


今回おつまみを披露した東洋大学ゼミ生たち

今回、出展した43蔵の中には、2016年大ヒットアニメ映画「君の名は。」に出て来る日本古来の「口噛み酒」をモデルにした「聖地の酒」を製造して話題になった「蓬莱」渡辺酒造店(岐阜県飛騨市)。


蔵元ブース:蓬莱醸造元「渡辺酒造店」

バンダイナムコエンターテインメントの新プロジェクトとして立ち上がった、全国に実在する酒造銘柄をイケメンキャラクター化した「神酒ノ尊-ミキノミコト-」にて、銘柄が登場キャラクターの1人「澤乃井」に擬人化された小澤酒造株式会社(東京都青梅市)。


蔵元ブース:澤乃井醸造元「小澤酒造」

「第1回酒友グランプリ」伝統部門準グランプリするなど、幅広い料理と好相性で、ボトルデザインがインスタ映えするほどオシャレで若い人に好評の「上善如水」白瀧酒蔵株式会社(新潟県南魚沼郡)。


蔵元ブース:上善如水醸造元「白瀧酒造」

マンガ『いっぽん!! ~しあわせの日本酒』の原作者・増田晶文さんのおすすめ銘柄として、マンガ雑誌『グランドジャンプ』で取り上げられた「越後乃酒伝衛門」株式会社越後伝衛門 (新潟県新潟市)。


蔵元ブース:株式会社越後伝衛門

味はもちろん美味しいうえに、アニメ、擬人化、インスタ映え、マンガなど、若い人の感性を刺激するような取り組みをする酒蔵も多く見られました。ペアリング、温度帯や酒器による味の変化と同様に、飲み手に日本酒の世界をより楽しんでもらえる要素が参加者に好評でした。