東洋大学 FBO寄附講座2015 第4回「食前酒ではないシェリー酒」

10月21日に「東洋大学FBO寄附講座2015」第4回目の講義が行われました。
第4回目の講義は中瀬航也氏(Bar  Sherry Museum 店主)にご出講いただき、「食前酒ではないシェリー酒」をテーマにご講義いただきました。



講義はQ&A形式で進行され、前半では食前酒に関する様々なことについてお話頂きました。まず、食前酒の主な目的は胃を活性化させることであるとのことでした。その他にも食事の前にお酒を飲む意味や、効能に関していくつかの説明がありました。そして、どんなお酒が食前酒に向いているかの解説があり、筆頭にシェリーが挙げられるということでした。



後半はシェリー酒そのものについてお話頂きました。
まず、シェリー酒の誕生は、当時は冷蔵技術がなく、流通においてワインなどがよく劣化してしまったことに起因しています。その防止のためにアルコール度数の高いブランデーを混ぜたがシェリーの原形です。
また、シェリーを製造している地域は現在でもスペイン南部のヘレスのみだとのことです。このヘレス以外でもシェリーの味を再現しようとした地域、国があったとのことですが、どれも同様の味わいにならなかったとのことです。ヘレスでしか造られない非常に地域性の高いアルコール飲料であるとのことでした。


このようにシェリーに関する様々なお話をしていただき、お酒を飲み始めの学生には難しい箇所はあったと思いますが、その魅力は十分に伝わったのではないのでしょうか。