東洋大学 FBO寄附講座2014 第2回「世界レストランにおけるトレンドの推移とホスピタリティー」

10月8日に開催された東洋大学FBO寄付講座はフードアナリスト協会 評議委員の里井真由美氏にご出講頂きました。
唎酒師、1級フードアナリスト、日本食文化大使、米食味鑑定士などとして活躍され、さらにはテレビ・雑誌などでも幅広く活動されている里井様に「世界レストランにおけるトレンドの推移とホスピタリティー」をテーマにお話しいただきました。


講義の前半は食の情報についてご解説頂きました。現在、ネット、テレビを通じて食の情報は氾濫し、正しい情報を得ることは難しいといわれています。その中で、飲食業界に従事する人が食の情報を伝える際には、その情報を分類、整理しわかりやすくすることが重要とのお話でした。食の情報は安全、栄養、新商品、うまいもの、鮮度、調理、味覚、旬、食材の9つに分類され、これらを細分化することで初めて正しい情報を伝えることができるとのことです。
また、今後世界で活躍する可能性が高い国際観光学科の学生たちに、自国である日本の料理についてもお話いただきました。里井様自身も世界各国のレストランを数多く訪れたことから、日本料理の良さについて気づきがあるといいます。伝統的な日本料理や世界の料理と比較した日本料理の特徴など、普段の生活であまり意識しないであろう内容を改めてお話し頂きました。


講義後半では、前半の食の情報の話を交えながら、世界の料理の格付けに関してお話頂きました。ミシュランは広く一般の人にも知れ渡っておりますが、そのルーツや評価法についてはあまり知られておらず、その部分を中心にお話し頂くことで、とても興味深い講義となりました。

今回、飲食に関する仕事に従事し、さらに世界各国の様々なレストランを訪れた里井様ならではの視点でご講義頂き、学生達にとって非常に新鮮な講義であったのではと思います。